近年子ども達を取り巻く環境は極めて厳しい状況になっています。特に、学校への不審者侵入事件や登下校時に子どもたちが襲われる事件が相次ぐなど、社会的弱者である子どもたちが狙われる犯罪が急増しています。
地域においてもこれまで子どもの安全への様々な取り組みがなされてきていますが、今後も、総合的に学校・PTA・地域・警察・消防等の機関が連携し、子どもの安全を守るための取り組みを進めていく必要性があります。
京田辺市ではこれまで次のような安全対策に取り組んできました。
・ 児童への笛の配布 |
・ 防犯機器の配布(さす又・防犯ネット) |
・ 学校安全ボランティアの配置(地域パトロール・登校・下校時の安全確保) |
・ 防犯ステッカー |
・ 学校の校門等の改修(テレビインターホンの設置等) |
・ 校門の自動ロックシステムの設置 |
・ 警察・地域との連携強化 |
これまで、緊急の連絡を要する場合は電話連絡網により行っていましたが、全ての保護者に連絡が届くまでに
数時間を要することや、間違って内容が伝わったりすることがあり、また、個人情報の漏洩問題なども後をたたない状況にあります。
そこで、NTTデータのサービスである「FairCast (フェアーキャスト)子ども安全連絡網」システム導入をし、
これらを改善した連絡網を構築することにしました。
特徴は以下に示すとおりです。
・ メール・電話(音声)・FAXへの一斉配信が可能 |
・ 連絡網の名簿作成が不要 |
・ 個人情報のセキュリティが万全(カードを配布して登録) |
・ 常に安全・安心・安定して活用可能 |